偽アカウント摘発？ネットビジネスで稼ぐために実名で活動した方がいいのか？

青島です。

「ネットビジネスで稼ぐためには、実名で活動しなければならないの？」という質問を、たまに受けるんですけど、まあ・・・やり方次第って感じではあります。

つまり、実名でネットビジネスを行なうのも、匿名でネットビジネスを行なうのも、それ自体は、どちらも手段のひとつでしかないってことです。

先日、ニュースでこんな話題がありました。

『サーフィン好きの戦場カメラマン…いかさまだった！インスタフォロワー12万人』

9月8日 AFP】ブラジル人の戦場カメラマンで国連（UN）委託の仕事をし、人助けが好きでサーフィンを楽しむエドゥアルド・マルティンス（Eduardo Martins）──。

これまで、中東、アフリカなどから写真が投稿されていた彼のインスタグラム（Instagram）のアカウントには、約12万人のフォロワーが付いていた。

だが、「エドゥアルド・マルティンス」という戦場カメラマンは実在していなかった。これまでに投稿された写真や映像は、危険を冒して実際にイラクなどで活動する写真家の作品を盗み加工したものだった。

インスタグラムへの投稿は数年間にわたって行われていたが、今はそのアカウントも消えた。残されたのは、この「エドゥアルド・マルティンス」なる人物が誰だったのかという疑問のみだ。盗用されていた写真の多くは、英BBCやゲッティイメージズ（Getty Images）など、世界的な報道機関から発表されたものだった。

投稿された写真は、編集・反転された画像となっていたため、盗用発見ソフトを用いても摘発することができなかったのだという。

http://www.afpbb.com/

インスタグラムで人気のカメラマンが、実は架空の人物で、しかもパクリ写真を加工してただけ・・・ですが、フォロワーは12万人もいて、影響力は抜群です。

この例からも、実名、匿名にかかわらず、例え、偽アカウントだとしても、やり方次第でフォロワーやアクセスを集めることは可能ってことです。

ネット上では、匿名で稼いでいる人もたくさんいます。

まだ、ネットビジネスを始めてなくて、ネットサーフィンをする程度の人だって、知らぬ間にクリック課金目的のトレンドブログや特化型ブログの情報にたどり着いてると思います。

そのときに、記事の書き手の名前が書いてあるのか？そんなに意識したことがない人もいるだろうし、「どんな人が情報発信しているんだろう？」と、気になって、サイト運営者の情報をのぞいてみても、プロフィールが本名っぽい名前で顔出ししていても、それが本当に本人かは、それ以上、確かめることもないと思います。

詐欺っぽい無料オファーに引っかかった人もたくさんいると思いますが、あの手法の動画で出演してる人も本名かわかりません。

下手すると、同一人物が名前を変えて出ている場合だってありますからね(;^_^A

Facebookだって、本来は本名登録ですが、明らかに本名じゃない人だってたくさんいます。

それで、集客に成功している人もたくさんいるわけです。

「ネットビジネスは本名でやらないと稼げないのか？」という疑問に関しては、演出次第では、本名、顔出しのほうが稼ぎやすい場合もありますけど、デメリットの部分も多いということが言えます。