青島です。
１０月末ですが、なかなか大きな台風が来て、地球上の異常気象を心配する今日この頃です。
ネットで稼げるようになれば、めちゃくちゃ天気が悪い日でも会社なんかに行かずに済むので、通勤だけで鬱になってた僕にはネットビジネスは最高の稼ぎ方です(笑)
夏ごろに、仮想通貨の高騰で、一般的にもけっこう話題になってた気がしますが、最近は、少し落ち着いた感じしませんか？
しかし、相変わらず無料オファーでは、「仮想通貨で簡単に稼ぐ」系のネタがバンバン飛び交ってます。
まあ・・・正直どれも怪しいネタが多いんですけど、その中のひとつで、「仮想通貨を生み出す方法」として、仮想通貨のマイニング関連の無料オファーが、数件ありました。
ビットコインって生み出すものなの？
仮想通貨が無料で手に入る？
マイニングの情報は新しい仮想通貨詐欺？
とくに、「マイニングって何ですか？」「簡単に稼げるの？」っていう質問を何件もいただいたので、僕なりにできるだけ簡単に、マイニングについて書いてみようと思います。
ちなみに、マイニングに関する投資方法である「クラウドマイニング」については、参入しやすい代わりに詐欺もとても多く、完全に信用できるところ以外は手を出さない方が無難です。
特に、無料オファーで配信される「クラウドマイニングで簡単に大金が稼げる」っていうのは、怪しすぎますからね(笑)
クラウドマイニングのおいしい話で資金を集めまくった後、計画倒産という方法もじゅうぶん考えられますから、注意です！
個人レベルでは、基本的に自分でマイニングに参入したとしても、薄利、または赤字がほとんどのはず。
コツコツ型ならまだしも、大儲けできるというのは、ほぼ確実に「ウソ」だと思います。
クラウドマイニングに関しても同様に「怪しい」と思っていいと思います。
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個人では仮想通貨のマイニングで大儲けできない？
マイニングとは「採掘」に当たる英語を使ってるんですけど、仮想通貨のマイニングはビットコインの取引処理を行なう代わりに、新規のビットコインが報酬でもらえる仕組みで、個人でも参加可能です。
ビットコインは、一定期間ごとに、すべての取引記録をネットワーク上の取引台帳に追記します。
でも「日本銀行」のように、通貨を管理する組織や機関がないので、追記作業を手伝ってくれる人（コンピュータ）を借ります。
そして、膨大な計算を行い、みんなで共有する１つの大きな取引台帳に記載することで報酬として新規のビットコインがもらえます。（分散型台帳技術＝ブロックチェーン）
「お～！！じゃあマイニングをたくさんやって、１ビットコインもらえるんだったら、バイト代６０万円じゃん！すげー！！」
と言いたいところなんですけど、はっきり言って、ビットコインのマイニングで、今から個人が大儲けをするのはそんなに甘くない(笑)
っていうのも、「マイニング（採掘）」という言葉からわかるように限定数量のものを早い者勝ちで取り合ってるからです(;^_^A
まだ、仮想通貨が今ほど注目されていなかったときは、個人でも成功率は高かったそうです。
でも、いまや国内大手のGMOや、DMMもマイニングに参戦。
国内大手が参戦どころか、マイニングを成功させている半分が中国企業です。
ちなみに、マイニングやブロックチェーンの情報は、下記URLで確認できます。（難しいと思いますが・・・）
https://blockchain.info/ja/pools
マイニング専用マシンの導入規模はもちろん、マイニングのための戦略も個人レベルでは、到底太刀打ちできないと思います。
さらに、マイニングするコンピュータの処理が早くなって、ビットコインの取引処理の解読が早くなればなるほど取引処理のためのプログラムが複雑化していく・・・という仕組みのおまけ付です。
複雑化していくビットコインの取引処理を一刻も早く達成するために、企業はさらに高度なマイニングマシンを導入。
そして、稼働し続けるマシンの熱処理の問題と、電気代などの設備費の問題。
個人レベルがこれら経費を支払って、大手企業に勝つような処理をするには相当なマニアックな知識があっても現状ではかなり厳しいと思います。
マイニングの多くを成功させている中国企業の電気代と比べて、日本じゃ電気代も高いですし(;^_^A
こんな感じで、今からマイニングを始める後発組は薄利か赤字覚悟の作業になると思います。
マイニング関連の無料オファーは詐欺？
さっき書いたように、仮想通貨業界が一般化してくるにつれ、マイニングはどんどん競争率が激しくなります。
なので、薄利は当たり前。下手すると、電気代や設備費で普通に赤字の可能性もあります。
それなのに、あたかも大金を得られるような無料オファーについては、注意が必要ですね。
全部が全部、詐欺だというつもりもないですけど、今のところ確認している無料オファーは「稼げるとは思えない金額」をキャッチコピーにした誇大広告に思えます。
販売される情報に関しては、無料オファーの宣伝費を取り戻すための高額な情報商材、または塾代。
※無料オファーの宣伝費とは、主にメルマガで無料オファーが紹介されたときなどに、メルマガ配信者に払う報酬です。
そして、個人でマイニングを始める場合は、マイニング専用マシン代。
無料オファーで案内されるものが、マイニング可能な性能かは不明。
というか、高額塾とか意味不明なシステムにそんな金額払えるんだったら、まだ普通に仮想通貨を購入した方が、儲かる可能性がある気がします(笑)
そして、注意・・・というか警告レベルに危険なのが、「クラウドマイニング」という投資関連の情報です。
簡単にいうと、マイニングのマシン代や電気代などの経費を、みんなで投資して「一口●●円」で購入します。
そして、マイニングが成功して得た報酬を分け合おうという感じです。
まず、危ないのが「そのマイニング設備（マイニングファーム）が本当にあるのか？」ということです。実態も含めて。
よく、適当な画像や動画を発信して「ここが投資するマイニングファームだ」と主張する詐欺が多いみたいですね・・・。
仮に、実際にマイニングファームがあるとしても「１００％稼げます」というのは怪しいです。
例えば、１年で投資金額の数倍になるというのは、ブラック案件だと思っていいと思います(笑)
僕が調査した限りでは、まともなクラウドマイニングの例では、１年間でぎりぎり元が取れたか、または、「何もしないでこれだけ副収入あるんだからまあいいか」というレベルで、結局は普通の投資信託レベルでした。
何倍にも元金が増えて儲かったという話は、詐欺以外にいっさい聞いたことがないです。
本当にマイニングファームがあるのか？
先ほどのブロックチェーンのサイトで、すべての取引情報が記録されています。
https://blockchain.info/ja/pools
なので、詐欺かどうかは、投資を持ちかけられているマイニングファームが、どの程度の取引があるか？詳細を資料で出してもらえば、本物かどうか、実際に確認できるんですね。
「ブロックチェーンのサイトで取引の確認したいので、資料ください」って言ったら、おそらく詐欺師は対応できないと思います。
逆にいうと、詳細を提示しないで一気に売り込みをかける無料オファーのバックエンドは、危険度１００％で間違いないです。
結局は、情報弱者にくだらない情報や詐欺情報を販売するのが、一番楽に儲けられるという考えの悪いやつらです。
だいたい、そういうやつらは詐欺で捕まらないように対策しているので、よけいタチが悪いですからね・・・。
マイニングに関するおいしい儲け話をされたら、あせって飛びついたりせずに、まず警戒して、本当かどうか？よく調査した方がいいと思います。
ちなみに、この前、「仮想通貨に投資するリスク」を６つ考えました。
他にもリスクはあると思うんですけど、よく考えた上でなら、この仮想通貨ブームに乗っかるのも悪くないと思います。
気になるネタや、仮想通貨以外でもネットビジネスに関する質問など、お気軽にご相談くださいね(^^)/
青島でした！
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